スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「五郎治殿御始末」浅田次郎


五郎治殿御始末 (新潮文庫)五郎治殿御始末
(ごろうじどのおしまつ)
浅田 次郎
2009/04/25

6つのお話が入った短編集。
すべて、明治維新直後くらいの時代です。
突如変化した(させられた)国、政治、様相、文化のなかで
武士としてそれをどう捉えるか、どう生きるのか。

薩長に倒幕されて藩を失ったひとたちのおはなしですが、
決して薩長が悪いとかいってるわけでもないです。

私は歴史がほんっとーーーにダメで、
本当に必死で勉強したのに赤点ばかりでしたが
浅田次郎のおかげでようやく少しづつ分かってきました…。


タイトルである「五郎治殿御始末」は最後に収録されています。
これは、嫌いじゃないんだけど、
入り方があまり好きではありませんでした。
けれど曾祖父の強さと優しさが心に残る、いい話。


一番好きなのは「箱館(はこだて)証文」かも。
途中ですこし笑っちゃうんだけど、落とし所がとてもうまくて
ああ、きれいだ って思った。


石榴(ざくろ)坂の仇討ち」も良いです。
これ評判いいけど、うん、いいです。
背負うもの、帰属場所、自身の根底にあるものが何か、
とても苦しい状況でも生きていかなければならない人間が
どのように咲くのか、または、咲けるのか、と、考えます。


登場人物に人間味があっていいですよね、浅田次郎は。
いつも安心して読めるなあ。
もう一度ラブレターを読みたい。
でも実は彼の本では時代ものが好きかもしれません。
武士ってピンとしてて、ホントホント、格好良い。
 
スポンサーサイト

かいてるひと

こも

こも (como)
フリーデザイナー。
少しだけプログラマー。
DG:flash.web.graphic
PG:as.php.perl.js.c
院卒28歳、めがね好き。
FC2プロフ

気が向いたらこちらも

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。