スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「沈める瀧(滝)」三島由紀夫

沈める滝 (新潮文庫)沈める滝 (新潮文庫)(FC2)
(2004/04)
三島 由紀夫

★★★★☆

すこし、お久しぶりですね。
いかがお過ごしですか?

私はIBSと闘いながら、助手生活を続けています。
最近ようやく新入生とも打ち解けてきたみたい。えへへ。
不甲斐なくて先生に迷惑かけてばかりですが
小さなことを幸せだと思えるように、生きています。
生きることだけ、がんばっています。



さて三島由紀夫。
「潮騒」「金閣寺」「禁色」に続いて多分4冊目かな?
久しぶりに読みました。
あの遠まわりで鮮烈な色彩表現が欲しくて。

この本を選んだ理由は特に無かったけど、
私はとても好きな本でした。
三島さんのせかい。
静かで静かで静かで重くて
その中にときどき見つける感動や人間性。

自分が生きるせかいの外で、始終変化しているせかい。
意識するものと意識しないもの。
見えるものと見えないもの。
時間の流れ。
自分への気付き。

閉じ込められた環境の中で概念化していく恋人や、
人間の力の及ばない、大自然が揺らす人間の情動。
少しずつ変化していく精神。身体。

季節の変化は本当に感動的だったーーー!
潤いを増す雪、温もりを蓄える窓。
雪の重さに耐えていた枝が一気に空に伸びる。
氷柱が落ちて穴を穿つ。


すごく面白かった。
三島さんの、想像力をかきたてる描写が心底好きです。
石と鐵(鉄)で遊んだ主人公が
自嘲しながら石と鉄を愛し、
感覚を遠ざけたように生きていく様とか…

ああ、次もまた三島作品を読もうかなー。
 

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

かいてるひと

こも

こも (como)
フリーデザイナー。
少しだけプログラマー。
DG:flash.web.graphic
PG:as.php.perl.js.c
院卒28歳、めがね好き。
FC2プロフ

気が向いたらこちらも

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。