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「進化しすぎた脳」池谷裕二

進化しすぎた脳進化しすぎた脳
 
★★★★☆
 
2007/01 池谷 裕二

デザインでは与える認知が大切だから、
錯視に関すること、網膜のこと、盲点のこと、
そのへんはだいたい学校でも習います。
情報学部の一般教養でも少しはかじります。
(学部では情報システム、院ではデザインを専攻してました)
 
それで人間の認知の不思議さや曖昧さを知って
現実の危うさを知って
それでも変化しない現実というものに
圧倒的な不変を感じたりもしてました。
 
視覚解析以外にも、記憶のスキーマ構造とか
そのあたりにもかなり感心したの憶えてます。
 
で、脳の仕組みについてはずっと興味を持っていたので
なんか面白そうだから買ってみました。
あとで気付いたけど「Mind Hack」推薦してた人の本だったんだね。
 
内容は理系の中高生8人との少人数性の講義で、
それぞれ意見を述べたりしながら進めていくもの。
ふつうは知りえないようなスゴイ研究成果も、
なにごともないようにサラっと紹介しちゃうのがイイ。
とにかくテンポがよかった。
内容も面白い。
知ってることも知らないことも、なんだかすんなり入ってくる。
ニューロンとか神経伝達物質とかタンパク質がどうのとか
難しい話になってきてもあまり抵抗なく読める。
理解できるとこは理解していける。
 
この本でいちばんびっくりしたのは、
体も脳を変化させるっていう事実。
指が増えたらその指を制御するための部位が脳にできること。
私達の認知・存在・意思・動作、生きるほとんどが脳に支配されてるのに
体があるから脳もあるという事実。
これはすごく面白かった。
 
あとは記憶のつながりかな・・スキーマ。
ニューロンの同時発火のあたりが興味深かった。
塩化カリウムとかナトリウムとか、イオンのことはよく分からないけど
なんとなーーーーく想像ができる。
つーかニューロンってすごい。
あ・ニューロンによって扱う伝達物質が異なるってのも知らなかったなー。
 
伝達物質が出てきたところでセロトニンの話もして欲しかったんだけど、
それは一行くらいしかなかった。
すこし残念。。
 
脳波だけで遠隔操作ができる実験もあった。すごく面白い。
義手とか、ホント応用できるよなー。
早く実用化できることを願います。
 
付録で付いてたマトリクスの計算、
もうやり方忘れちゃってた~~~でも懐かしかった。
内容も面白かった。脳の記憶と曖昧さを表す数学。
脳もすごいけどそんなん考える科学者もすごいよ・・。
 
でもホント、いかに自分が脳に支配されてるか分かって
なんかもー体調崩しまくってる自分に諦めもついてきたよ。
だって自分の意思なんてほとんど無関係なんだもん。
いかに無意識が大きいか。
脳ってすごい。ほんとよくできてる。そしてちょっと憎い。
 

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こも

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院卒28歳、めがね好き。
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