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「それでもボクはやってない」周防正行

それでもボクはやってない スタンダード・エディションそれでもボクはやってない
スタンダード・エディション

 
★★★★★
 
2007/08
出演:加瀬亮、瀬戸朝香、山本耕史 他
監督:周防 正行

ここまで面白いとは思わなかった。
映画公開前の特集とかで少しだけ内容は知っていたけど、
「冤罪を証明する」という行為の中に派手な画面なんてないから
それをここまで魅力的に見せられる構成力とカメラワークと
多分ほかにも色々、本当にスゴイ。
 
繰り返される公判。
届かない思い、焦り、
どうしようもなく立ちはだかる現実。
無機質な法廷。淡々としたやりとり。
それらに現実味はなくて、だけどやはり現実でしかない。
 
冤罪を証明するのって本当に難しい。
というか、「起こってしまった事象」を証明することすら難しい。
私も雇用条件について証明をしなければならなかったとき、
証明できる書類もなくて
証明の仕方も分からなくて無力感を感じたから分かる。
 
しかも冤罪は、警察側を否定すること。
だから被告は最初から圧倒的に不利なんだ。
だけどこの人に仲間がいて良かったと思った。
仲間がいるから進んでいく。
希望も持てる。
考えることが出来る。
 
日本の裁判のあり方については
ホント現状のままではだめなんだなあと思った。
日本の法律もしかり。
犯罪者の人権のほうが尊重されてしまうとか、
被害者の声が届かないとか・・
 
痴漢はほんとイヤです。
そんなに混んでもいない電車で、
真後ろに立って体押し付けられたりとか
抱きつかれたりとか、私も経験があります。
でもそれで訴訟起こして、
裁判するまでの気力も勇気もなかなか出ない。
だから痴漢防止の対策はもっとちゃんとして欲しいし
そんなことする奴等は凄く憎いのだけど、
ちょっとした誤解で痴漢にされちゃう場合も実際あるんだろうなあ・・
それはふつうの男性からしたらこれは凄く怖いことだと思う。
電車に乗るときは常に疑われないように意識しなきゃいけない。
難しい。
 
とにかくこの映画は面白かった。
主人公の心理状態を、カメラワークがうまく表現してたかんじ。
友人が映画館に3回行ったっていうのもなんだか分かる気がしました。
「表現手法」の観点からも何度も見たくなる映画。
 
あ・でもひとつだけイヤだったのは
メニュー(字幕選択とか)選ぶとムービーが入るところ・・。めんどい。
特典映像もスキで毎回見るのだけど、CMも巧妙でしたね。
映画見てからCM見ると、編集ってほんとうに面白いなあと思う。
 
見れてよかったです。
 

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かいてるひと

こも

こも (como)
フリーデザイナー。
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院卒28歳、めがね好き。
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