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「SWITCH」さとうさくら

スイッチスイッチ
 
★★★★☆
 
2006/04 さとう さくら

折角はるばる実家に帰ってきたので、
読まれていないまま山積みになっている母の本を物色。
表紙が可愛かったから読んでみました。
 
主人公はフリーターで、自分を社会の下層人種だって思ってる。
でもそれは実際、広い視野を持ってしまっているからなんだよね・・
私はそう思います。
対外的な自分を把握してしまう。
必要以上の葛藤や苦しみが生まれる。
でもそういう生き方しかできないって、とても分かる。
 
只 この主人公はそれでも強くて
周りに合わせて自分を変えたりはしないんですよね。
だから余計ぶつかるしツライと思うのだけど、
それが周囲を引きつけたりもする。だってカッコイイもん。
あんな生き方はなかなかできない。
羨ましいかと聞かれたら戸惑ってしまうけれど
憧れの気持ちは、ある。
 
ほかの登場人物たちもそれぞれが人生をそれなりに受け止めていて
外見上うまくやってるようでも本心とのズレは絶対あるし
それに対してどう対処するのか、
それぞれの考え方や生き方があって面白いと思った。
 
そして私はサル男がすきだ。
ずるいくらいかっこいい。
 
いろんな出会いと諦めと避けられない道のり。
フリーターって正社員の何倍も大変ですよね・・。
でも正社員になる気がないっていうのは何故だろう。
年のせいでもう就職もできないとかいうならまだ分かるのだけど
若いのにフリーターで、1人で、生きていけると思うの?
そのへんはよくわからない。
とにかくフリーターって大変だと思う。
 
著者もフリーターなんだね。なぜだろう。
主人公と同じように小説を書くのが夢だったのだろうか。
 
とにかく、なかなか面白い本です。
私としてはすーーーーっごくイイ!って程でもないけど
「現代の人間失格」という批評はなんだか納得できる気がする。
 

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こも

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