病んでるなぁ。
あまりに絶望的で何度も恋人の存在を確認してしまった。
闇に満ちてる。
でも、こういう狂気は誰でも持ってると思う。
この暗黒の世界に、ある種の快感を覚えながら
どんどん深みへと嵌まっていく。
小説としては構成が甘く感じたけど面白かった。
慣れ親しんだ薬の名前もよく出てくる。
抗鬱、マイナートランキライザー、眠剤。
それに頼らないと生きられない、私みたいな弱者の存在が認められてるみたいでなんだか嬉しかった。
著者がメンヘラらしい。
内容は、サスペンス…っていうのかな?
様々な事件や人物が一線上に並ぶときが好き。
謎解きほどのものは無いけど、私は面白かった。
完全自殺マニュアルは知り合いが持っていて
密やかに憧れたもんです。
べつに死ぬわけじゃないんだけど
マニュアルがあると安心できるから。
私は大学1年の頃からリストカットしてて
3年のときにその本の存在を知った。
持ち主に焦がれ、
仲間にしてほしいと思った。
どうにか近付きたかった。
触れたかった。
愛されたかった。
だから私にとって自殺マニュアルという言葉は
あの頃の記憶と一緒になって蘇る特別なもの。
読んで良かった。
救いなど無かったけど
メンヘラとしての私は救われた。
ただ、誤植は多すぎるね(-ω-;)
特に主語が違うのはだめだろーw