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「金閣寺」三島由紀夫

金閣寺金閣寺
(BK1楽天FC2)

★★★☆☆

1960/09 三島 由紀夫

「潮騒」に続く三島由紀夫の2冊目。
理由も無くとにかく三島が読みたくて、
図書館にあったこの本を借りてみたのでした。

「潮騒」とはまったく違う。
精神世界系で、けっこう疲れる本でした・・・
ちまちま読んでたから3週間かかってしまったー。。

話はなかなか前に進まなくて、
ただ渦のような時間が過ぎていきます。
途中でわあっと盛り上がることが無いから疲れるのかなぁ。
でも好きですよ。

何より印象的なのは、描写。
三島さん・・・
描写が素敵すぎて
その表現力に打ちのめされますよ。。。
美しすぎる。
文章の流れも、そこから脳裏に浮かぶ景色も。

特に無機物を主語とする文が好き。
あー・・用語があったはずだけど思い出せない・・
なんていうんだっけ(´゚д゚`)
「花が迎え入れた」みたいに無機物に感情があるような書き方。
・・・知ってたら教えてください・・・。

とにかく三島さんのそういう書き方が好きです。
繊細でしっとり入り込んでさらっと抜けていく。

内容は、ひたすら内面に向かってました。
生きる意味を問うことは傲慢だといいながら、
私には彼は必死に生きる意味を探しているように思えた。

でも彼の生き方を理解できないわけじゃないです。
自虐的な快楽や暴力的な快楽は、
私たちにも内在する感覚のような気がして
ちょっと怖い思いがしたし・・・
尺八のくだりなんかは少し嬉しかった。

後半、どんどん内に向かう力が大きくなって
あれはなんというかなあ・・・
不思議な快楽ですね、読んでいても、何故か。
・・・あ・・・、鶴川くんのことは、なんとなく気付きました。
もうちょっと別の想像をしていたけれど。

怖いけど人間の生々しさが描かれてる気がします。
・・・鬱なときに読むと楽しさ倍増ですw
 

コメント

>無機物を主語とする文
って、…もしかして擬人法のことでしょか。

三島は『青の時代』と『愛の渇き』がお勧めですよ。あと『獣の戯れ』。
土着的なロマンティシズムと、品格のあるゴージャスさ。
それにシニカルで精緻な筆致に、思わず唸らされる請け合い。
ぜひぜひ。
  • 2008-03-23 01:26
  • URL
  • hiroma #-
  • Edit

ううう~~~
色々調べたんですけどやっぱり擬人法ですか?
なんかほかに言い方があった気がして><
でもやっぱり擬人法しかないかぁ・・・。
ありがとうございます~~~(´+ω+`)

わあい!お勧め嬉しいです!!!
25日に引っ越して10日くらいはネットできないので
図書館でまったりしてみようかな~(*´▽`*)
タイトル的には「獣の戯れ」が気になります!
  • 2008-03-23 02:05
  • URL
  • おうみ #6gizW44w
  • Edit

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こも

こも (como)
フリーデザイナー。
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院卒28歳、めがね好き。
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